寂しさの市民権

札幌はすっかり冬の寒さ。
夏に一人暮らしをはじめ、楽しかったのも束の間
この寒さに一人凍える。

あぁ寂しい!

テレビはあるがまだつけた事がない。
テレビで寂しさをごまかしたくない。
どうしてでしょう?今の世の中。何か変と感じてるのですが
この変の感覚がこの寂しさから少しわかるんじゃないだろうかと。

大昔はたぶん一人では生きていけなかったから家族を築き生きてきた。
一人では生きてけないはずなのに、テレビやコンビニやとにかくお金で買えるものが一人で生きやすくしてくれた。
私はこの寂しさを受け入れよう。

あぁ寂しい!

で、幸せとかリア充ぷりとか、顔だして声にだしてもいいものは限られてるけど、
この寂しいをどう表現しようかが寒くなってからのテーマです。
ふつう一人で暮らしてたら寂しいと思うし、
寂しい人いっぱいいると思うけど(寂しくない人はテレビないと気づくとおもうよ。もうすぐ冬だし。)
寂しいも普通の感情だから、さらけ出してもいいんじゃないかと思い表現方法を考えてる。


それなのに、ひさびさの方に用事があって電話をした時に
「元気でしたか?」と聞かれ、「元気ですよー!」と言ってしまった。
失敗!寂しさの表現失敗!

元気な時はそうでもないといい、元気がない時に元気と言ってしまう。
これは、もしや欝の原型ではないだろうか?

寂しさが市民権を得ていた時代もあったと思う。
昔のアイドルとか寂しいを売りにしてちゃんと売れてたもの。
今は寂しい感じだと叩かれるよね。

 

今もいるかなーと思ったら有吉とマツコは寂しさで勝ち上がってきた人達かも。
この方達って叩きそうな相手にちゃんとムキになって好戦してたな。

ただ芸能人の寂しさは結局ラベリングされていて
そういうのマネしちゃうと普通の社会人としては生活しづらい。
「寂しそうといえば・・・kimidoriさん!」っていうのは困る。

あ!寅さん。寂しさも楽しさも美しく表現するプロがいたいた!
たしかキャンディーズの蘭ちゃんがマドンナの回の寅さんは寂しそうだったな~

youtubeみつけました「男はつらいよ 寅次郎かもめ歌」

あれ?ちょっと違うかな。おもしろいからいっか!
今週末は寅さんのDVDを借りてきて観ようと思いますー。