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責任と主導権の関係ー「おまんのモノサシ持ちや!」を読んで

梅原真さんは高知在住の馬路村「ポン酢しょうゆ ゆずの村」で有名な
日本を代表するグラフィックデザイナー。

梅原真さんのデザインの姿勢から世の中のしくみが少しだけ
見えてきた。

 

おまんのモノサシ持ちや!

おまんのモノサシ持ちや!

 

 

 

馬路村のポン酢を始めて買ったのはもう15年も前の事。
吉祥寺の高知アンテナショップでお友達がこれは旨いよって薦めてくれた。

馬路村 ポン酢 ゆずの村 360ml

今でこそ生産者が顔を出すのはめずらしくないけど
生産者にスポットを当てる広告手法は
当時、画期的な事だった。
私にとってそれは普通の事だったから
ちゃんとこういう事をする人がいるんだなとその時、思った。

私もちょうどその頃、グラフィックデザイナーをしていて、
関わった仕事で糸井重里さんにコピーを書いて頂いた。
(といってもいろいろと事情があって会うことはなかったんだけど)

糸井さんの印象も普通の事を言う人だと思った。
そういうとバカにしてると思う人もいるかもしれないけど
デザイン界にも建前や常識があって、建前でがんじがらめで
普通の事がわからなくなってたりするもので、
糸井さんくらいの大御所でないと普通の事は言えなかったのです。

梅原真さんは高知在住という距離感で普通を保っていたのかもしれないって思った。


梅原真さんの仕事ぷりはスゴイ!
「おまんは何がしたいんじゃ!」って客でもなんでも一喝しちゃう。
気に入らなければ、仕事はしない。
相手の本気度をとことん確かめる。

それでも、あの人と仕事がしたいと思わせるのは、
梅原さんと仕事をすると自分に自信が持てるから。
普段スポットが当たらない場所にスポットを当てる。

 


梅原さんの仕事っぷりから
私とは何が違うんだろうってこの本を読んで明確になった。

それは主導権と責任の関係。

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図にするとこんな感じ

 

梅原さんが持っているのは主導権と責任。(
主導権がとれない所で仕事はしない。

いい人の大多数は主導権がなくて責任がある。茨の道。(
大企業に多いのが主導権を持って責任を持たない。(
最高に居心地が良いのは主導権も責任もない。(

 

この法則、相対的に考えるともっとおもしろい。

仕事だけじゃなくって
恋愛でも家族間問題でも国家の問題でも
この方式にあてはめちゃうと説明できるっていう。

 

自立できない親子の関係なら
親に主導権と責任があって(A)子に主導権と責任がない(D)とか

ひきこもりの家庭なら子に主導権があって責任なし()、
親に主導権なしで責任ありとか(

 

人間関係で悩まれてる方がいらっしゃいましたら
この図式で遊んでみて下さいね。
すんなりと自分の状況が見えてくるんじゃないかと思いますー。