梅干しを3回漬けて分かった事
人生初の梅干漬けは4年前。
この時のレシピは四畳半の住人さんより
梅は奈良の熊代農園さんの無農薬梅5kgをお取り寄せ。
熊代農園さんはいつもベストな状態でほぼ同じ大きさの同じように熟された梅を送ってくれる。
だから私もピシっと襟を正す様な気合が入るのですが、当時の私はズボラで忙しさを理由にそのまま2・3日見て見ないふりをしていたら
5kgあった梅が3kgに。。(痛んだ2kgは梅ジャムに)
救出された3kgの梅は粟国の塩を使ったり、慎重に丁寧に作ったおかげでとっても美味しい梅干ができました。
去年は余市の無農薬梅が手に入るってことで
2kg頼んだんだけど取りに行くのがおそかったりで、またまたところどころ痛んでて自分もちょっと梅に対する気合が足りなくて
そんな私にぴったりの
荻野 恭子さんのポリ袋漬けのすすめの梅干しにチャレンジ。
ビニール袋に入れて塩入れてもみもみ。
ときどき揺するって書いてあってときどき揺すってたんだけど
揺すり方が雑だったようで、少し梅が破けてしまった。
この時は赤紫蘇もなくて黄色のままの梅漬け。
太陽にもあてなかった。本当に適当に漬けた。
そして今年、懲りずにチャレンジ3年目。
今年は暮らしの手帖 別冊付録の梅漬け。こんな感じ
今回は樽に漬物用ビニールで対応。
ビニールで漬けるんだから容器は100均のバケツだって大丈夫。
フタはちょうどいい皿とか使えばいい。その上に重し。
コツは漬ける時、キッチリ樽に隙間無く詰めていってあげる。
(なんかおいしそうに見える)
今年はちょっと重しが重かったらしくまたしても数個が破損。
それでもとってもいい香り。
そして3年目にして分かった事は、やれる範囲でやればいいって事。
とっても丁寧にすれば丁寧な味に、適当でも適当なりにまぁイケル!
梅干っていうから気負うけど、梅の塩漬けっていったらもっと気楽。
去年太陽に当てなかった梅も、今年気が向いたら当てればいい。紫蘇も同じく手に入った時に何年越しだろうが梅の瓶に入れちゃえばいい。
そしたら去年の塩漬けから梅干に格上げされる。
たぶん昔の人は梅干を漬けてた人も多いだろうし、そんなに丁寧じゃなかたっと思うんですよね。
梅干の達人のようなキッチリした人が梅干の作り方を伝授していったんじゃないだろうか?
去年の梅の塩漬けから梅干に格上げされた梅干。
来年はもっとずぼらに、しかし、梅自体は丁寧に扱う。
梅にはやさしいズボラ梅干を目指しますー