「ザ・トゥルー・コスト」と布の話
しばらくブログお休みしてた間にやった一番大きいことが洋裁。
断舎離するといらない服がでてきて、1回も着たことないものだと
勿体なくて捨てれない。
思い切ってその布地で巾着を作ったら、これが結構なストレス解消で
すっかりはまってしまった。
それでもまさか洋服を作るとは思わなかったけど
ミシンかっちゃって教室通いだして、
着れる洋服も何着かできました。
道徳的な意味合いは、全くなかったんだけど
これまた5月頃に見た映画が衝撃でその映画の名前は「トゥルーコスト」
ほんとこういう映画は、「お金払って説教された」みたいな気分になることもあるからあんまり見ないようにしてるんだけど
この映画は上手に作られていて最後まで真剣に見ることが出来た。
内容はファストファッションの裏側で、劣悪な環境と低コストで私達が着ている洋服が作られている現状のお話。
着古した洋服を発展途上国に寄付するなんて取り組みもあるけれど
届いた大量の洋服のコンテナの中でそのまま着れるものは1割程度。
実際はゴミの山が出来ているだけだったなんて事になっている。
そしたら、服いっぱい買ってそれから一生懸命に断舎離して洋服の処理に困ってる自分が見えてくる。
一生懸命服作る人がいて、一生懸命にそれを処理するループ。
自分の着てる服を通して世界を見ていくと、
なぜかわからないイライラはそこから出てる場合もあったりして。
今つくってるのがリネンのパジャマ。
洋裁の先生が「こんないい布でパジャマ~!?」なんて笑うけど
皮膚から伝わる情報って結構大きいんじゃないかと思うんですよね。
いい布をまとうと血が綺麗になりますよ。
だって良く考えると当たり前。
リネンって亜麻っていう植物の茎からとれる繊維。
だから極端にいったら芝生でねっころがってるようなものだから。
といってもファストファッションを買うな!って話でもなくて
(それは私も無理ダワ~)
もし買うなら、その服の布地を両手でピタっと触ってみて
その布が自分にとっていい布か感じてみるといいですよ。
洋服購入の際はぜひ両手で触ってみてくださいネ。