言葉はもっと本質的であってほしい。「黒バス脅迫事件」について
社会問題を掘り下げるようなブログではないんですが
黒バス脅迫事件の犯人の意見陳述のブログを拝見して
しばらくは内容を消化しきれずにいました。
渡邊被告の意見陳述では、子供時代の虐待やいじめについて書かれています。
子供虐待については、英語でchild abuse 子供の乱用という言葉から
自分の犯罪の原因を紐といています。
自分も昔からいじられ易いタイプでそれなりにいろいろな防御策を練って
日々精進してきました。
もう40代も目前にそういった事からも、やっと開放され
最終的には素直に生きるという事が最大の防御だと気づいてからは
とっても健やかに生きてます。
今、付き合う人達がわりと小人っぽかったり、かわいらしい人が多いのですが
しばらく前に遊んでた人や関わりのあった人が
妖怪ぽいなーと思っていたので、この乱用というキーワードでうまく結びつきました。
人を乱用してく人が妖怪。
とっても好きな妖怪もいるんですが、たぶんそういう人は妖怪世界で
頑張ってる人間なんじゃないかと思います。
乱用してる人も乱用されてしまってる人もかわいそうだけど妖怪ぽい。
どうやってそこから抜け出すかのヒントは乱用しない事。されない事。
簡単な事ではないけれど、飲酒とかネットとかゲームとか
とにかくいろんな乱用からも逃れられたらいいのに。と思う。
(自分の意思でコントロールできる物は乱用ではないです。)
ひとりひとりが乱用に気づいて、頑張って乱用を辞めてくことで
彼の言う安心できる社会ができないかと切に願います。
「虐待」とか「いじめ」なんて言葉が「子供乱用」の様にもっと本質を突いた言葉ならいいのにとも思いました。
彼の意見陳述は、今年ベストセラーになってもおかしくない哲学書。
わけの分からない「きもい人」の概念がきっと変わる。
人の事が理解できるようになる、素晴らしい内容でした。